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2009年3月26日 (木曜日)

小下沢小滝から景信山(2009.03.24)

Kotaki01

小下沢林道は何度となく歩いているのですが、右岸の小滝から景信山に続く踏み跡は全く知りませんでした。24日火曜日は林道沿いの花見を兼ねてここを登り、小仏城山から日影沢に降りてきました。



日影沢に車を止めると、桂植林に木道の遊歩道が出来ているのに驚かされる。後でゆっくり見て回ることにして、すぐに小下沢に向かう。

小下沢はもう花盛り。ざっと数えても20種類を越えている。

Kotaki02 Kotaki03

Kotaki04 花を眺めながら林道をゆるゆる歩いていくと左手に3段5mほどの滝が見えてくる。これを虎ロープ伝いに左側から越えると植林の中を緩やかに流れる沢が現れる。林道とはうって変わって花が少ない。



Kotaki05 水が枯れ、林道が見えてくる。松浦本で作業道と記された道だろうが、広い林道に拡張されている。北西に伸びる先はどこに繋がるのだろう。





Hina 林道を北に回りこんで655m峰の北西尾根に取り付く。幅が広く、植林と伐採で荒れた印象だ。尾根筋を右に外れてから、その尾根筋に戻るように左の斜面を登って655m峰の少し南側に上りつく。尾根の東側には自然林の斜面が広がっている。

Kotaki06 南に尾根筋を辿る。緩やかに下ってからやや急な登りに変わるとすぐに景信山東尾根に飛び出す。右に大きな松の木と山火事注意の看板がある。





景信山山頂で休んでいる人は数人。陣馬山よりだいぶ少ないが、それなりに歩く必要があるからか。ミツマタの群の前でお昼にする。

小仏峠に向かって登山道を南に行く。

Kotaki07 小仏峠も数年ぶりだが、ボロボロの茶屋だったところがずっと小さくなって緑色のシートに包まれている。撤去なのか、立替なのか、お婆さんがちんまり座って山菜だの山椒の擂り粉木だのを並べていたのを思い出すが、あんな風景はもう見られないのかも知れない。

Kotaki08 稜線東側の巻き道を通って、城山直下で日影沢林道に出る。城山北東面が伐採されていて、またしても驚かされる。若い雑木が何本か見える。ここは確か植林だったはずで、このまま自然林に変われば良いのだが。


のんびり日影沢に下り、桂を巡る木道に入ってみる。ほんの少し歩くと行き止まり、と思ったら木道の下も歩けて、とっても短いが周回できるようになっている。日影沢を真下に見下ろし、林床の花もよく見える。新緑のころにでもゆっくり日影沢を眺めるのも良いかも良いかも知れない。

Kotaki09 Kotaki10 

車に戻って帰路についた。

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2009年3月24日 (火曜日)

汚れ猫(2009.03.24)

Yogoreneko

猫の目の一番人気は花猫のようだけど、私の好きなのは汚れ猫。ただし、暗い紅色の葯はどうしても必要で、これで地味な姿が引き締まる。

名前がまたいい。花猫がベビーフェイスなら、こっちはドギツいメーキャップのヒールなわけで、実力十分なのに人気で大きく水を空けられているのも頷ける。

今日はそんな猫に出合って、惚れ惚れ眺めてきた。

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2009年3月22日 (日曜日)

高柄山東稜と大丸東南東尾根(2009.03.21)

Takatsuka00

21日土曜日、東稜から高柄山に登り、大丸からデン笠、金ピラ山を経て桜井峠まで歩いてきました。このところの陽気もあって期待していた花のほとんどを見ることができました。

桜井隧道を左に分けたコンクリート側壁の先、道が下り始めたところで沢、側壁末端から数えて2本目の沢に沿う道に入る。松浦本によれば踏み跡は右に登り始めるはずなのだが、それらしきものはない。ここで初めて地図を見ると松浦本で紹介している沢は1本目の沢だったようだ。不用意。

右岸に移って藪っぽい斜面を登り、尾根にあがる。キブシとダンコウバイを眺めながら、これを登りきって東稜上の500m峰にたどり着いた。

Takatsuka01 東稜はやや痩せていて、552m峰とホウジ丸の登りがかなりの急傾斜だが、左側は全て自然林、右は植林が混じるものの半分以上は自然林で、なかなか良い雰囲気だ。




春の定番の黄色があちこちに咲き、ウグイスカグラの紅、タチツボスミレの藤色が時折混じり、花見気分で歩いていく。

Kagura Kasa2

最後の急斜面を登りきって高柄山から東北東に伸びる尾根に出る。この尾根筋、北に見下ろす矢の根沢の源頭、ともに自然林に覆われ、とても美しい。

Kaba 脇にはハシバミの仲間?が花を垂れている。この手の花にカメラを向けるのは初めてだが、引き付けてみると面白い形だ。






高柄山頂上は混雑しているようなので、この尾根でお昼にする。

西に向い、高柄山から植林がちの道に入る。小1時間で完全に舗装された林道を横切る。あれ~、稜線に沿った南側の林道は知ってたけど、ここで稜線を横切るとなると北側はどこに繋がるんだぁ?といぶかりつつ、僅かに登って大丸。更にその僅か先で左に折れて桜井峠への尾根に入る。

Takatsuka02 東稜から眺めて植林が目立ったので期待はしていなかったが、実際そのとおりの尾根だ。ただし、649m峰付近は稜線を含めて北側が自然林で、おまけに東稜にはない幅の広さがある。自然林の緩斜面、その雰囲気は東北東に伸びる支尾根に続いている。桜井峠はやめてこの尾根を金山に下りたくなる。が、改めて地図をみると林道まで400mもないので今回はおとなしく桜井峠に下ることにする。

この先も尾根は植林がち。デン笠と金ピラ山は眺めれば目立つ山だけにその前後に傾斜はあるが、山頂自体に特別の印象はない。

Fusazakura やがて左右に畑が見えてくる。獣避けの柵にそった道は尾根を外れて右に下り始めるが、そのまま下って集落に出る。畑で作業する方に桜井峠の位置を尋ね、峠から北に向かう。湿った植林の中、右よりにジグザクを切った緩やかな道を下って、金山川沿いの車道に降り立った。

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2009年3月 3日 (火曜日)

栃谷川吉野沢と562峰西尾根(2009.03.02)

Yoshino10

景信山から陣馬山にかけての南面、地図上では概ね針葉樹林記号で埋め尽くされた中に、明王峠から奈良子峠にかけていくつか広葉樹林記号が記されているのがこのところ気になっています。

この記号があてにならないのは重々承知しつつも、正しかったら拾い物、なんて期待と怖いもの見たさの入り混じった気分で、2日の月曜日、その真ん中を流れる吉野沢に向いました。


姫谷旅館の脇から吉野沢右岸の道に入る。旅館の犬から盛大に吠えられて鬱陶しいが、4時間後にこれが役に立つとはもちろん思わない。

Yoshino01 左岸に小屋が現れる。このあたりから道が怪しくなり、沢身を歩く。








Yoshino02 あたりはほとんど植林に覆われているが、ところどころで植林が沢から離れ直近は潅木が茂っている、そんなところは比較的明るい。










Yoshino03 流れは緩やか、滝もない。退屈なので語呂合わせをひねくりながら歩く。








杉の谷 金粉わたり ハ~クショイ

金色に 春風染める 杉の群

金色(こんじき)の ちひさき蕪のかたちして 花粉ふるなり 真昼の沢に

ろくでもないことに熱中して気配が消えていたのか、すぐ近くでミソサザイが囀る。久しぶりに聞く美声、素晴らしい。

Yoshino04 このまま終わるのかと思っていると小滝が現れる。2m強。でも、結局これが最初で最後の滝だった。











前方が明るくなり、まもなく左岸が雑木に変わる。でも、小さい木を中心にかなり伐採されている。植林する予定なのかも知れない。その上に林道のガードレールが見える。

右岸から林道に上がり東に向かう。吉野沢を渡るところから稜線が望めるが、そこまでの沢筋は殆ど植林が埋めている。両岸の山腹を眺めるとこちらも植林が大部分。これで広葉樹林記号かぁ。

水はまだチョロチョロ流れているがこれ以上登る意味を感じない。そのまま林道を行き、矢ノ音に向かう登山道に入る。

矢ノ音の分岐は右にとり、西に向かう。

Yoshino07 ドラム缶が何度か現れるが、その4組目が去年の12月に見たものだった。あの時と同様、ここを右に戻るように折れ、562峰の西尾根に入る。右側の植林を抜ければ自然林の緩斜面、3ヶ月ぶりだ。植林だらけのこのあたりでは、という条件付きながらやっぱり凄く良い。個人的な事情を付け加えれば、ここは家から1時間半で到着できる自然林でもある。また来ることがあるかも知れない。

ただし狭い。12月に引き返した笹の茂みの少し先で斜度が上がり、すぐに植林が混じり始める。もっとも直線距離500m、標高差200mの小尾根の一郭であればそれもやむを得ないか。

Yoshino11 その狭い森でゆっくりすることにして、丹念に見て回る。ダンコウバイは既に満開、ツツジと思しき潅木はもう新芽を開いている。陽射しを浴びて座り込んでいると春の気分が高まってきて、今日ここまでの鬱憤も綺麗に晴れるようだ。


西に向かう。ダニの茂みの先、傾斜が強くなるあたりで踏み跡が怪しくなる。主尾根は西向きなのだが、そういうことなら踏み跡は無視することにして、510mで北に向かう枝尾根に入る。主尾根は末端が急傾斜のようだし、車が遠くなる。

この枝尾根も植林されているのだが、一抱えもあるような落葉樹とそれより小振りの杉檜が混じっている。将来は植林に圧倒されてしまうのかも知れないが、現状ではさほど悪い雰囲気ではない。

しだいに尾根筋が不明瞭になり、やや急な斜面を適当に下っていると左前方から犬の吠える声が聞こえてくる。行きに散々吠えられた姫谷旅館の犬だ。尾根が広い上に完全な植林で見通しも悪く、位置がよく判らなかったのだが、これで姫谷旅館の方向が判った。左に巻き気味に降りて吉野沢の左岸、姫谷旅館の僅か上流に降り立った。

おかげで無駄なく歩けたよ、と犬に向かって友好的に話しかけてみるが、相変わらず激しく吠えるばかり。そんなに怪しく見えるかなぁ??

車に戻り、帰路についた。


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