万三郎岳と万二郎岳(2011.07.03)
梅雨晴れ間 木々の花降る 伊豆の山
ツツジの花着きが良い今年、
長らく懸案だった天城躑躅を是非とも見たい。
と、3日日曜、天城、万三郎岳と万二郎岳に向かいました。
天城躑躅にはもちろん逢えたのですが、
でもそれはこの季節に天城を彩る花の一つに過ぎず、
思いがけない花が次々と現れる花の山でした。
アマギツツジは想像していたよりずっと背が高い。四辻あたりは特に高く、小さな樹でも5m。しかも下枝が少なくて、目の高さで咲く花は殆どない。遠く見上げる花、拾う花。
それでも、登るにつれ小柄な樹も現れて、やっと花に向かい合えた。
ミツバツツジの仲間と聞いていて、そのとおり葉は三つ葉形だが、大きくて色が濃い。花色は薄い朱色で、見ようによっては野暮ったい。
でも花色には当然個体差があり、色の濃い株にストロボを当てるとこんな色。大きくて花も葉も濃厚で、さしずめ南国三葉躑躅。
終わった花は至るところに落ちている。
半夏生 天城の森に 花降りき
前日2日は今年の半夏生だったが、ここに降ったのは毒ならぬヒメシャラの花だった。
あちこちで林床を埋め尽くし、歩いていてもはっきり香る。
アマギベニウツギもしくはアマギニシキウツギ。天城固有種かぁ、と有難く観察するが、もう花が傷んでいて、残念ながら普通のニシキウツギとどう違うのかわからない。
エゴノキらしい白い花もたくさん落ちている。その絨毯とアマギツツジ。
咲く躑躅 散り敷く花に 我想う
この季節、東京周辺で花の山といったら、真っ先に思い浮かぶのは上越国境や御坂、あるいは八ヶ岳など、花畑の山。それとは全く趣の異なる花木の山。一昨年の石楠花に続き、またしても天城の山に驚かされた。






元橋から松手山の登りに咲くサラサドウダン。花着き良。
稜線に点々と咲くムラサキヤシオ。エグ味を感じさせる尖った桃色、今年はそんな色に見えた。
混み合う平標山頂上は素通りして東面で一休み。霧が晴れて仙ノ倉岳が僅かに姿を見せる。
平標山の家への道から望む仙ノ倉岳。
平標山の家から元橋への下り。よく整備された、何の懸念もない道。




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